事業内容

事業について

「エコふぁみ」の普及促進事業

温暖化防止の継続的な呼びかけや、新たな協力者の獲得を目指すには「手軽に・楽しみながら」という視点が重要である。また「他者との関りをあまり好まない・匿名性を好む」といった社会的風潮にも配慮する必要があることから、これからは「モバイル(携帯電話やタブレット等)」を活用した普及啓発活動により注力することが重要であると考えています。

現在、九州7県が連携して配信している無料アプリ「エコふぁみ」は、エコチェック機能の他に、イベント情報やポイントに応じた抽選会といった楽しみの要素も盛り込まれている。また、協賛店への来店によりポイントがゲットできることから、事業者への啓発や地域振興といった面にも効果が期待できることから、これからは属性・エリア・時間を選ばないモバイルを活用した「エコふぁみ」の利用拡大に注力し、チラシ配布の他に、各種講習会や学校などでダウンロードや活用方法を説明する機会をつくり、各店舗や商店街などに対しては活用メリットについてご説明する。

また、センターのホームページやSNSなどを利用して各店のPR写真や動画をアップすることで、登録者と協賛店との距離を縮め、「エコふぁみ」により親しみを感じていただくことで、協賛店と登録者数の増加を目指します。

「エコ住宅」の普及促進事業

今まで、住民に対しては「使っていない照明は消す、水を出しっぱなしにしない」といったどちらかというと「行動への呼びかけ」が主体であった。

しかし、今年4月から小規模住宅にも新築及び増改築の際は省エネ性能に配慮する努力義務が求められるようになり、いわゆる「ハード(建築物)」への対応が要求されるようになってきた。ゼロ宣言をクリアするためには、行動変容だけでは限界があることから、一つ段階を上げたハードへの理解と協力を求めることが重要となり、その傾向は今後益々強化されるものと予想されます。

この流れに対応するには、住民(建築主)との最初の接点となる建築士が重要なポイントとなるが、大分県の風土や地域性を盛り込んだ住民理解を促すための情報やツールがまだ十分に整っていないのが実状です。
大分県の実状に合わせた住民向けの情報整理や広報ツールの作成に取組み、その活用方法について建築士等を対象に講習(年2回程度)を行い、これにより、専門者のスキルアップ、事業者への普及啓発についても同時に効果を得る活動を行います。

「エコ&セーフティドライブ」推進事業

新規運転免許者取得者に対する自動車教習所等でのチラシ の配布や説明により、エコ&セーフティドライブの啓発を行います。 コロナ禍よるリモートワークの普及等によりラジオの視聴率が上がっていることから、ラジオCMを活用することにより、より広い範囲での広報を行います。


研修について

「地球温暖化防止推進大会」の開催

ジャンルやエリア,年齢等を問わず、地球温暖化防止をテーマに広く県民が集い、新たな知識を得て、互いの意見や情報を交換し、これからの行動への足掛かりとなる大会となることを目指します。 プログラムは、年度ごとにセンターが取組んだ事業をベースに構成し、その1年の振り返り、及び事業内容を広く県民に伝えることも目的として開催します。


「地球温暖化防止活動推進員」に対する研修の実施

現在、推進員が互いに交流したり、自分の活動を他者に報告する機会が少ない。研修会ではグループワークを取り入れる等して推進員同士の接点を増やすことにより、県内各地の事例や課題を全員で共有し、推進員・大分県・センターが一体となって温暖化防止に取組んでいく体制をつくる。また、大分県やセンターから最新の情報を提供し、今後の活動の参考となる研修を開催します。


 

「地球温暖化対策地域協議会」に対する研修の実施

地域協議会、行政、センター等の互いの活動内容を共有し、今後の展開に必要な課題解決の方法や支援策などについて協議する研修を開催します。